セルラトとは何？
脂肪細胞が肥大化し、老廃物や水分と絡み合って硬くなった状態。
皮膚の表面がボコボコとしたオレンジピール（みかんの皮）になります。
【特にできやすいところ】
・太もも
・お尻
・二の腕
痩せていても存在する人が多く女性の約80~90%にあると言われています。
【セルライトができる原因】
1️⃣血流・リンパの滞り→むくみや冷えによって老廃物が排出されにくくなる
2️⃣運動不足・筋力低下→筋肉が減ると代謝が落ち、脂肪が蓄積しやすくなる
3️⃣食生活の乱れ→糖質・脂質過多、塩分過多、水分不足が蓄積の引き金になる
4️⃣ホルモンバランス→女性ホルモンの影響で脂肪がつきやすくなるタイミングがある（*1）
5️⃣加齢→コラーゲンの減少で皮膚の弾力が落ち、目立ちやすくなる
（*1）脂肪がつきやすくなるタイミング
⒈排卵後〜生理前（黄体期）
➡️この時期のポイント
・プロゲステロン（黄体ホルモン）が増える
・妊娠に備えて栄養・水分・脂肪をため込みやすい体に変化する
・代謝が落ちて体温が少し上がる・むくみやすい・食欲が増す
✅よくある変化
・甘いものや炭水化物が欲しくなる
・太りやすく痩せにくく感じる
・体がむくむ、だるい、便秘気味になる
▶️脂肪が蓄積されやすく、セルライトも目立ちやすいタイミングです。
⒉更年期（40代半ば〜）
➡️この時期のポイント
・エストロゲン（卵胞ホルモン）が急激に減少する
・脂肪の分布が変わりやすくなり、内臓脂肪・皮下脂肪がつきやすくなる
・基礎代謝が落ちて筋肉量も減少しやすくなる
▶️若い頃より「脂肪が落ちにくい」「太りやすくなった」と感じるのはこの影響が大きいです
＜アドバイス＞
・排卵後〜生理前は「太らない工夫」を（→甘い間食の見直し・むくみケア）
・更年期は「太りにくい体づくり」を（→筋トレ、代謝UP、ホルモンバランス対策）
【セルライトに本当に効果がある”ケア方法”】
①強めのリンパマッサージ→老廃物の排出を促す
▶️一時的なむくみ改善＋継続で柔らかくなる
②ハンド深部筋ほぐし→脂肪層の下の筋膜へアプローチ
▶️セルライトの根本を緩める
③キャビテーション（超音波）→脂肪細胞を振動で分解
▶️効率的なサイズダウン＋セルライト緩和
④ラジオ波（RF)→深部温熱で代謝UP
▶️冷えによる脂肪硬化を改善
⑤EMSor筋トレ→筋肉を鍛え代謝を上げる
▶️引き締め＋脂肪の燃焼促進
⑥水・栄養・腸内環境の改善→老廃物をためない体づくり
▶️内側からむくみにくい体へ
内臓脂肪、皮下脂肪は有酸素運動で燃焼することができますが
セルライトは自然になくなることがありません。
放っておくとどんどん周りの脂肪も硬くなり増えてきます。
早めのケアが大切です。
